楽天ECやRMS上の重要指標である転換率とは?|楽天市場EC用語解説

楽天市場EC用語解説

 

こんにちは、楽天市場専門ECコンサルタントです。

・アクセス人数の割には転換率が悪い
・売上アップの鍵はどうやらコンバージョンレートの改善にありそうだ
・今回のイベントでいつもよりCVRが高かった要因はどこにあるのか?

など、楽天市場ビジネスの現場では年中このような会話を耳にしますよね。

 

しかし、この「楽天ECやRMS上の重要指標である転換率」について説明を求められた際、果たしてどれぐらいの人がキチンと正しく説明できるでしょうか?

もしかしたら、いざ言語化しようとするとうまく説明しにくいかも、、、という方も意外と多いかもしれませんよね。

 

そこで改めて、普段は当たり前だと思っている知識を整理する意味で、この「楽天ECやRMS上の重要指標である転換率」について今回は解説していきたいと思います。

 

楽天ECやRMS上の重要指標である転換率とは?|楽天市場EC用語解説

【楽天市場】楽天ECやRMS上の重要指標である転換率とは?

 

まずは、楽天ECやRMS上の重要指標である転換率とは、

・お店や商品ページを訪問してくれた人数のうち
・何%の人が購入してくれたかを表す割合

のことです。

 

また、転換率という呼称は楽天市場発祥と言われており、その他一般的には、

・成約率
・購買率

・コンバージョンレート
・CVR(コンバージョンレートの略)

とも呼ばれています。

 

具体的には、例えば、100人訪問してくれてその内1人が購入に至った場合の転換率は「1%」、100人訪問してくれてその内5人が購入に至った場合の転換率は「5%」といった具合です。

 

【楽天市場】楽天ECやRMS上の重要指標である転換率は何%ぐらいが適正なのか?

 

EC全体という目線だと、昔から一般的にまずは「転換率は1%以上」を目指しましょうと言われていました。

例に漏れず楽天でも以前は同様に考えられていましたが、また、もちろん取り扱う商材やジャンルによって目標値は変わりますが、楽天市場である程度売れていて運営が順調な店舗は「3〜5%」あたりの店舗がここ数年は多い印象です。

もし現在、運営されている楽天市場店舗の転換率が1%以下という場合は、早急に改善のテコ入れをする必要性があると言えるでしょう。

 

しかし、私の担当するお客様の中にも、定常的に転換率が10%を超えているような楽天店舗も事実存在しており、商材やジャンルによっても求めていくべき平均値は異なるため、一概には何%ならOKというのも難しいところがあります。

RMSでは店舗カルテでジャンルTOP10の平均値をチェックすることができるため、それを基準に自店舗が今どのあたりにいるのかをはかってみるのもいいでしょう。

 

【楽天市場】楽天ECやRMS上の重要指標である転換率はどうすれば上がるのか?

 

楽天ECにおいて転換率を上げるための考え方としては、大きくは2つに分かれます。

 

まず1つ目は、検索要因です。

楽天ECはネットショップビジネスであるため、店舗や商品ページへのアクセスは楽天市場内外を問わずキーワード検索経由で流入します。

例えば、メインで扱っている商品がホエイプロテインだとします。

その場合、単にキーワード検索にて「プロテイン」で流入してきたパターンと、「ホエイ プロテイン」で流入してきたパターンでは、「ホエイ プロテイン」での流入の方が転換率(=購買に至る確率)が高くなるのは目に見えていますよね。

上記のイメージのように、同じアクセスを稼ぐにしても、より購買に直結した検索キーワードで多くのアクセスを稼ぐことができる環境作りが非常に大切になります。

 

続いて2つ目は、お客様に提供する商品そのものやサービスのクオリティ、すなわち「質」です。

・そもそも商品自体に市場(=お客様)から選ばれる力があるか?
・商品ページでは商品の魅力やベネフィットをきちんと訴求できているか?
・商品ページ内で色違いやサイズ違いや容量違い商品のサジェストや誘導はできているか?
・サイト内の回遊性強化には取り組めているか?
・サイト内のデザインはしっかりと安心感を醸成できるレベルを担保できているか?
・決済方法の選択肢はできる限り多く用意できているか?
・配送リードタイムを短縮するための努力はできているか?
・自然とリピートしたくなる購入後の流れを準備できているか?

上記はほんの一部の要素ですが、こういった質の部分への取り組みで転換率は上げることが可能です。

 

自店舗の状況を改めて振り返って指差し点検してみると、当たり前だと思っていたことでも出来ていないことが見つかることは意外と多いものです。

灯台下暗しで、足元に重要なヒントが隠れているケースもあるため、煮詰まった時こそ原点回帰で当たり前のことが当たり前に出来ているかをチェックしてみるといいでしょう。

 

【まとめ】楽天ECやRMS上の重要指標である転換率とは?|楽天市場EC用語解説

 

いかがでしたでしょうか?

楽天ECにおける重要指標である転換率について、意外と正しく説明できない方も多かったのではないでしょうか。

 

今後もらく部では、日本全国の楽天市場ビジネスに従事されていらっしゃる皆さまのお役に立つ情報をお届けしていきます。

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以上、

 

楽天ECやRMS上の重要指標である転換率とは?|楽天市場EC用語解説

 

と題しまして、楽天ECやRMS上の重要指標である転換率の基礎的な意味や、それに付随する楽天市場ビジネス運営のコツについての解説でした。

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