楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)の性質や使い方がいまいちよく分からないというお声は、普段から楽天店舗様向けのコンサルティングの現場でもよく耳にします。
楽天市場の運用型広告は、楽天RPP広告やTDA(ターゲティングディスプレイ)広告をはじめ、以前と比べるとかなり種類も増えてきて、それぞれの広告を理解するだけでも大変な時代ですよね。
そこで、本記事ではそんな楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)について、広告の性質から、具体的な設定方法や運用のコツまで、幅広く詳細に解説していきます。
少し長めの記事になりますが、今回もぜひ最後までお付き合いください!
※本記事は2024年9月時点での執筆記事です。ご覧になられるタイミングによっては最新情報ではない可能性がございますため予めご了承ください。
楽天クーポンアドバンス広告とは?設定方法・費用・運用のコツなど詳細解説
- 楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)とは?
- 楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)の表示箇所や配信先
- 楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)で発生する2つの費用
- 楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)のメリット
- 楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)のデメリット
- 楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)導入時の設定方法
- 楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)の配信設定方法
- 楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)の分析方法
- 【補足】楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)以外の運用型広告について
- 【まとめ】楽天クーポンアドバンス広告とは?設定方法・費用・運用のコツなど詳細解説
楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)とは?
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、自店舗商品に対して興味や関心を持ちそうなユーザーに対してクーポンが広告として表示される、楽天市場内の運用型広告です。
広告が掲載される場所は、検索結果の上部エリアや楽天市場トップページなど、幅広い場所に表示されるのが特徴です。
広告が表示されたユーザーがクーポン(=広告)をクリックすると、広告を通じたクーポンの獲得と同時に、該当する商品ページへ遷移する仕組みです。(クリックされた時点で広告費用が発生する仕組み)
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、楽天RPP広告と同様に運用型広告と呼ばれる種類の広告で、広告配信対象とする商品の選定やクリック単価の設定、クーポン値引き率など詳細に設定することが可能になっています。
購入意欲の高いユーザーへの訴求が可能
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)では、広告配信対象である商品に応じて購入意欲の高い可能性のあるユーザーが自動的に選定され、クーポンが広告として表示されるようになっています。
検索クエリから購入意欲が高いと判断されたユーザーにのみ表示されるため、クリック率や転換率が高くなりやすい傾向があります。
また、楽天サーチでは、検索キーワードと商品がマッチした際に自動的に対象商品が表示されるため、楽天RPP広告との併用により検索結果面に自店舗商品を複数面で露出することも可能です。
最適価格への値引きと需要のある商品を自動選定
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、クーポン値引率は手動で設定することも可能ですが、自動設定を選択すると、楽天市場内の市場価格を参考にその時の最適な値引率で自動的に設定されるため、自店舗の状況に応じた選択を意識しましょう。
クーポン獲得数に対する成果報酬型の課金
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、システム判断により自動的に掲載されますが、広告費用は、掲載やユーザーに閲覧されるだけで課金されることはありません。
この広告は、ユーザーが表示された広告を閲覧後、実際にクリックして、クーポンを獲得してはじめて広告費用が発生する仕組みの、クリック課金型の運用型広告です。
閲覧されただけで広告費用が発生するインプレッション課金型のTDA(ターゲティングディスプレイ)広告とは、この点が大きく異なります。
楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)の表示箇所や配信先
続いて、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)の表示箇所や配信先についてです。
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)の配信先には、「ユーザーマッチング」と「検索キーワードマッチング」の2種類があります。
ユーザーマッチングの配信先
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)のユーザーマッチングの配信先は、以下です。
・楽天市場トップページ(PC/SP/APP)
・ジャンルトップページ(PC/SP)
・RaCouponトップページ(PC/SP)
・楽天グループ・メディア(PC/SP/APP)
※ PC:パソコン、SP:スマートフォン、APP:アプリ(iOS/Android)
楽天市場ユーザーの過去の購買・閲覧・お気に入り登録データをもとに、購入意欲が高い可能性があるユーザーセグメントにて広告が表示されます。
【楽天市場トップページ】
画像引用元:楽天RMS
【ジャンルトップページ】
画像引用元:楽天RMS
【RaCouponトップページ】
画像引用元:楽天RMS
検索キーワードマッチングの配信先
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)の検索キーワードマッチングの配信先は、以下です。
・検索結果ページ(PC/SP/APP)
※ PC:パソコン、SP:スマートフォン、APP:アプリ(iOS/Android)
楽天市場を訪れたユーザーにより検索されたキーワードにマッチングした商品を対象に、広告が表示されます。(※注意点:完全一致ではない)
【検索結果ページ】
画像引用元:楽天RMS
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)が配信されないケースなどの注意点
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、必ずしも100%配信されるわけではありません。
・商品在庫がない
・商品が倉庫に入れられている
・販売期間設定されている(ただし広告の配信有効期間が網羅されていれば配信OK)
・定期購入が設定されている
・予約かごが設定されている
・サーチ非表示に設定されている
・闇市設定されている
・商品の販売価格を変更した場合
・新たに登録したばかりの商品
・二重価格ルールNG商品
・販売禁止商材に該当する
・キャンペーン予算が上限に達した場合
・途中でキャンペーンステータスを休止中に変更した場合
・キャンペーンの運用開始前
・商品がユーザーとマッチングされない
上記の条件に該当するケースは、キャンペーン期間等が有効であっても広告が配信されないため、予め注意が必要です。
楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)で発生する2つの費用
続いて、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)で発生する2つの費用についてです。
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)の利用に際しては、主に2つの費用が発生します。
正しい予算設定や、広告評価を行う上での正確なROIの把握のためにも、予めこの点はきちんと抑えておきましょう。
クーポン獲得で発生する費用
まずは、クーポン獲得で発生する費用です。
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)では、クーポン獲得費用は、ユーザーが広告をクリックしてクーポンを獲得した際に費用が発生する仕組みになっています。
この費用は、ユーザーが実際に楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)をクリックした際の、クーポン獲得時のみ発生する費用です。
そのため、楽天RPP広告と比較すると、より効果的な広告費の使い方と言えるかもしれません。
しかし、この費用は商品ごとのキャンペーン内容やクーポン内容によって変動するため、その点は注意が必要です。
クーポン割引で発生する費用
続いては、クーポン割引で発生する費用です。
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)では、ユーザーが広告をクリックして獲得したクーポンを使用して割引が発生した場合、その割引額は店舗の負担になります。
通常の配布型クーポンやサンキュークーポンが購入時に使われた場合と、同様の解釈になります。
この費用は、広告費としてではなく、実際の購入商品の売上から差し引かれる形で発生する費用負担です。
また、実際のクーポンの割引率や割引額は店舗側で自由に設定することが可能なため、店舗側で状況に応じた最適な設定が求められます。
楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)のメリット
続いては、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)のメリットに関して、ここでは主な以下の3つについて解説していきます。
楽天クーポンアドバンス広告は広告表示範囲が広い
まず1つ目のメリットは、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、広告表示範囲が広い点が挙げられます。
こちらについては前述の通り、配信先は検索キーワードマッチングだけでなく、ユーザーマッチング(楽天市場トップページ、ジャンルトップページなど)もあるため、他の運用型広告よりも広告表示範囲が広いのがこの広告の特徴です。
しかも、クーポン訴求型の性質のため、他の運用型広告よりもダイレクト感のある「お買い得訴求」が可能である点は大きなメリットであると言えます。
購入意欲が高いユーザーへの訴求に強い
続いて2つ目のメリットは、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、購入意欲が高いユーザーへの訴求に強い点が挙げられます。
こちらも前述の通り、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)では、商品に応じて購入意欲の高い可能性のあるユーザーが自動的に選定されてクーポンが広告として表示されるようになっているため、クリック率や転換率が高くなりやすい傾向があります。
楽天RPP広告との併用メリットで、検索結果面への自店舗商品の複数面露出も狙っていきましょう。
レポート機能があるため改善行動が行いやすい
続いて3つ目のメリットは、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、レポート機能があるため改善行動が行いやすい点が挙げられます。
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)には詳細なレポート機能が備わっているため、このレポート機能を活用することで、定量的な観点からの広告評価が行いやすいのが特徴でありメリットです。
PDCAによる改善行動サイクルは、広告運用成果を最大化する重要なポイントのため、しっかりと取り組んでいきましょう。
楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)のデメリット
続いては、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)のデメリットに関して、ここでは主な以下の4つについて解説していきます。
効果的な運用のためにも、上記のメリットと併せてデメリットも必ず把握しておきましょう。
クーポン割引費用は店舗負担となる
まず1つ目のデメリットは、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)経由でのクーポン割引費用は店舗負担となる点が挙げられます。
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)では、広告経由で配布するクーポンの割引費用は店舗側で負担する必要があります。
そのため、配布するクーポンの割引率が高ければ高いほど、その分だけ、利益率は比例して低下することになります。
クーポン配布により売上アップは期待できますが、割引を加味した割引率の設定や利益計算は不可欠です。
目先の売上だけでなく、利益を毀損しすぎないように十分注意しましょう。
クーポン有効期間や商品割引率の変更日時を触れない
続いて2つ目のデメリットは、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)では、クーポン有効期間や商品割引率の変更日時を触れない点が挙げられます。
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)では、クーポン有効期間や商品割引率の変更は、あらかじめ設定された日時にしか行えません。
そのため、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、急なキャンペーン設定の修正や広告運用戦略の変更は難しい点はデメリットと言えます。
運用を開始するにあたっては、変更日時等も事前に把握した上で、余裕をもった配信を心がけましょう。
非ログイン時は楽天クーポンアドバンス広告は表示されない
続いて3つ目のデメリットは、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、非ログイン時は表示されない点が挙げられます。
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、楽天市場へ会員登録済で、ログイン状態のユーザーにのみ表示される仕様です。
イコール、ゲストユーザーや非ログイン状態の場合には、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は表示されないと言うことです。
そのため、楽天市場を訪れたすべてのユーザーに対して広告を表示させることは物理的に不可能である点は、デメリットと言えます。
販売開始から2週間以上経過しなければ広告は出せない
続いて4つ目のデメリットは、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、販売開始から2週間経過しなければ広告を出せない点が挙げられます。
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、レギュレーション上、販売開始から2週間以上経過した商品でなければ配信対象にならないため、新商品に対してプロモーションを素早く開始したい場合などには活用できない点がデメリットです。
そのため、新商品のローンチ時は、そういったレギュレーションのないプロモーション手法の検討が必要です。
楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)導入時の設定方法
続いては、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)導入時の設定方法について見ていきましょう。
大まかには、以下の3つステップで進めていきます。
【導入時の設定方法①】RMSへログイン
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)の設定はすべて楽天RMSから行うため、まずは楽天RMSにログインしてトップページを開きましょう。
ちなみに、楽天RMSはスマホアプリ版もありますが、PC版からでなければ詳細な設定はできないため、必ずPC版の楽天RMSにてログインしてください。
【導入時の設定方法②】広告(プロモーションメニュー)の運用型クーポン広告(クーポンアドバンス広告)をクリック
PC版の楽天RMSにログインしてトップページを開いたら、続いてはレフトナビから、
上記の①②③の順に進んで、楽天RPP広告のメニュー画面を開いてください。
【導入時の設定方法③】メニューボタンの「キャンペーン」に入り「新規登録」から設定開始
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)のメニュー画面を開いたら、続いては、
をクリックして、キャンペーン管理画面を開いてください。
続いて、その画面上に表示されている、
をクリックして、ここから楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)を配信するためのキャンペーン新規登録の詳細設定を行います。
ここまでで、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)の配信を開始するための、キャンペーン新規登録の詳細設定前までの準備は完了です。
楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)の配信設定方法
続いて、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)の配信設定方法について解説していきます。
【配信設定方法①】キャンペーンを登録する
上記の「新規登録ボタン」をクリックすると、キャンペーン登録画面に遷移します。
その画面上で、①②③④⑤⑥⑦⑧⑨の順に設定を行うことで、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)のキャンペーン登録は完了です。
①キャンペーン名
ここには、任意の管理しやすいキャンペーン名を登録してください。
②キャンペーン開始日時
最短、設定開始時点の1日後の15:00より開始にて設定可能。
③継続月予算(最低予算額:5,000円)
商品とキャンペーン設定を基に算出した参考予算を適用することができます。これはひと月を通してユーザーにリーチするための目安の予算です。
④クーポン1獲得あたりの入札単価
40円~1,000円まで設定可能。
⑤1ユーザーあたりの利用回数上限
1回~無制限まで設定可能。
⑥クーポン併用可否
他のクーポンと併用可否を設定可能。
⑦値引率と配信商品設定
・自動 最適化(推奨):値引き率を商品ごとに自動最適化(値引きされる商品は自動選択)
・手動設定:値引き率を一律に手動設定(値引きされる商品は手動で選択可能)
⑧除外商品リストの適用
値引き率は手動設定を選択した場合、除外商品リストの適用は選択することができません。
⑨確認する
このボタンをクリック後、次画面の内容が問題なければ、登録するボタンをクリックしてキャンペーン登録完了。
【配信設定方法②】商品を設定する
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)では、キャンペーンごとに割引クーポン対象商品の設定が可能になっています。
また、商品選択方法には、システムによる自動最適化と、クーポン値引率や広告対象商品の選択を手動か自動か店舗側で決める方法があります。
自動最適化は、商品別、ユーザー別に最適な割引率のクーポンを自動発行してくれるため、出品商品数が多いケースなどは有効に活用できます。
その逆に、店舗側で細かく割引率を設定したいなどの場合は、手動でのマニュアル設定が必要になります。
商品毎に入札単価や最大値引率を設定
商品毎に入札単価や最大値引率を設定する手順は、以下の通りです。
①商品・キーワード設定
メニューの「商品・キーワード設定」をクリックします。
②絞り込み
絞り込みで「キャンペーン単位で表示」を選択します。
③さらに絞り込み
対象のキャンペーンと商品別入札を設定したい商品を指定し、「検索」をクリックします。
④商品入札単価・最大値引率を入力
検索結果に表示された商品の「商品入札単価」をクリックし、設定したい入札単価や最大値引率を入力し、「更新する」をクリックします。
※商品入札単価は、配信商品選定「自動」の場合には25円から、配信商品選定「手動」の場合には40円から、最大値引率は4%から設定が可能。
以上で、商品毎の入札単価や最大値引率の設定は完了です。
また、複数の商品を一括で設定したい場合は、CSVアップロード機能により対応可能です。
キーワード毎に入札単価を個別設定
キーワード毎に入札単価を個別設定する手順は、以下の通りです。
①商品・キーワード設定
メニューの「商品・キーワード設定」をクリックします。
②絞り込み
絞り込みで「キャンペーン単位で表示」を選択します。
③さらに絞り込み
対象のキャンペーンとキーワード入札を設定したい商品を指定し、「検索」をクリックします。
④キーワード登録アイコン
登録済みキーワード数の上に表示されているアイコンをクリックします。
⑤入札単価の設定
商品に対して、指定したいキーワードと設定したい入札単価を入力して「キーワード登録」ボタンをクリックします。
変更したい場合は、設定した入札単価をクリックして変更し「更新する」をクリックします。
※キーワードの指定は、商品毎に10件まで設定できます。
※入札単価が削除された商品は、商品もしくはキャンペーンで設定している入札単価が適用されます。
※キーワード入札単価は40円からですが、商品単位の入札単価より1円以上高く設定する必要があります。
※2024年1月25日から、目安入札単価が表示されるようになりました。
【配信設定方法③】除外商品を登録する
除外商品の新規登録は、キャンペーンの運用開始前に行うことが可能です。
除外商品登録を行わない場合、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)で表示させたくない商品も露出されてしまうため、以下の流れで事前に必ず設定するようにしましょう。
①メニューの「除外商品」をクリック
②「ファイル参照」をクリックして、除外商品登録を行うファイルを選択
※ファイルの保存形式:CSVまたはtxt形式
※文字コード:Shift_JIS
③「アップロード」ボタンをクリックして、情報の登録を確定
一度に1万件ずつしか登録ができないため、除外商品数が多数ある場合は複数回に分けてのアップロードが必要です。
④登録済みの除外商品は、右側に一覧表示される
※登録完了までに数分かかる場合あり。
※反映の目安は翌日中で、目安よりも時間がかかる場合あり。
⑤登録済みの全ての除外商品を確認する場合は、「全件ダウンロード」ボタンをクリックして確認
楽天市場のクーポンアドバンス広告(CA広告)の分析方法
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)では、商品別のパフォーマンスレポートが閲覧可能になっています。
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)の運用効果を最大化するためには、以下の2つの観点で広告効果を分析するのが望ましいです。
【クーポンアドバンス広告分析方法①】クーポン獲得数観点
まず1つ目は、クーポン獲得数観点です。
商品別のパフォーマンスレポートでは、どの商品に対するクリックが多いかを確認することができます。
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、頻度高く表示される商品と全く表示されない商品との差分が大きいため、商品毎の消化状況をしっかり把握することが大切です。
広告表示させたい商品がしっかり露出できているかを確認し、入札単価の調整や、費用対効果の見込みにくい商品は除外商品登録するなど、しっかりと効果検証を行いながら運用改善に取り組むことが重要です。
【クーポンアドバンス広告分析方法②】クーポン利用率観点
続いて2つ目は、クーポン利用率観点です。
利用率が高い場合は、クーポン割引率を下げて費用対効果を上げることを検討しましょう。
逆に利用率が悪い場合は、商品ページ内に問題点がないかの確認と改善を行い、結果として改善が見られない場合は除外商品登録を進めるようにしましょう。
【補足】楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)以外の運用型広告について
楽天市場には、楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)以外にも沢山の運用型広告が存在します。
楽天市場内のその他の運用型広告について、参考までにぜひこちらもチェックしてください。
楽天RPP広告(検索連動型広告)
楽天CPA広告(効果保証型広告)
TDA広告(ターゲティングディスプレイ広告)
RPPエクスパンション(RPP-EXP)
TDAエクスパンション(TDA-EXP)
【まとめ】楽天クーポンアドバンス広告とは?設定方法・費用・運用のコツなど詳細解説
楽天クーポンアドバンス広告(CA広告)は、小規模店舗から有名店や上位店舗まで、どの店舗にとっても、売上アップのためには非常に重要な広告ツールであることがご理解いただけたのではないでしょうか。
今後もらく部では、日本全国の楽天市場ビジネスに従事されていらっしゃる皆さまのお役に立つ情報をお届けしていきます。
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以上、
楽天クーポンアドバンス広告とは?設定方法・費用・運用のコツなど詳細解説
と題しまして、楽天市場内の運用型広告であるクーポンアドバンス広告(CA広告)について、楽天市場専門ECコンサルタントの見地から解説させていただきました。
コメント
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